AI漫画という言葉を聞いて「でも絵が描けないし…」と思っていませんか?
もしそうなら、それはごく自然な感覚です。実際、多くの人が同じように感じています。でも今は、AIの力を借りることで、描けないを前提にした漫画づくりができる時代です。
必要なのは「こんなストーリーを形にしてみたい」という気持ちだけ。
このブログでは、AI漫画を使って自分のアイデアを漫画にする方法を、できるだけわかりやすく紹介しています。
AI漫画の仕組みって?私でもできた理由
AI漫画は、特別なスキルがなくても始められる新しい創作手段です。どんな仕組みで成り立っていて、なぜ初心者でも取り組めるのかを、実際に描いてみた経験をもとに紹介します。
AI漫画を作るために必要なもの

AI漫画というと「特別な知識がいるのでは?」と身構えたくなりますが、今はツールがとても使いやすく進化しています。
AI漫画を始めるにあたって、最低限そろえておきたいのは以下の3種です。
- ChatGPT・Claud:台詞やストーリーを一緒に考えてくれる相棒
- NovelAI・Anifusion:キャラクターや背景の画像をAIが自動生成してくれる
- Canva・クリスタなど:画像を並べて漫画風に整えるレイアウトツール
いずれも私が使用しているツール。
ツール自体は直感的で操作もシンプル。最初の一歩が踏み出しやすいのが魅力です。
どんな漫画が作れるの?
1ページ完結の作品から、ちょっとした4コマ、あるいはシリーズ化した短編など、作り方は自由自在です。
ジャンルも問いません。エッセイ風、ファンタジー、ギャグ、恋愛。AIはどんなテーマにも柔軟に応えてくれます。
たとえば、自分の日常のちょっとした出来事をネタにして、ChatGPTに台本を考えてもらい、NovelAIでキャラと背景を作って、Canvaで並べれば、もう漫画になります。
※ChatGPTだけで台本と画像を作成することも可能です。

漫画は「描く」ものから「組み立てる」ものへ
その感覚の変化が、AI漫画の面白さです。
従来の漫画は、漫画家がキャラを描き、コマ割りし、背景を描き…というプロの手順を経て完成するもの。
対してAI漫画は、「描く」ではなく「伝える」ことで作るという、新しい創作スタイルです。
自分の頭の中にあるイメージを、AIにうまく文字で伝え、それを形にしていく。
まさに共作の感覚に近いのかもしれません。

AI漫画を始めたい人へ。最初の一歩はここから
「やってみたいけれど、何から始めればいいのか分からない」「失敗しそうで不安」
そんな初心者の悩みに応えるために、よくあるつまずきポイントと、その乗り越え方を具体的に解説していきます。
始める前に知っておいてよかったこと
AI漫画を作るとき、多くの初心者がつまずくポイントがいくつかあります。
キャラの顔、けっこう変わる問題
- 同じキャラのはずなのに、コマによって顔が違ってしまうのはAIあるある。
- 対策:三面図(正面・横・斜め)を先に作っておくと安定します。

背景とのサイズ感がバラバラ問題
- キャラと背景を別々に作ると、比率が合わず違和感が出ることも。
- 対策:構図を事前にイメージしながら画像を生成するのがコツです。
セリフの入れ方に悩む問題
- フキダシや文字配置が難しく感じるかもしれません。
- 対策:最初はナレーション形式で始めるのもおすすめです。
完璧じゃなくていいから、とにかく完走してみて
一番大切なのは、「うまく描けるか」よりも「一度作りきってみること」。
完成したときの達成感は格別です。もし理想通りじゃなかったとしても、それは次につながる自分だけの経験になる。
AI漫画はどんどん進化しています。
だからこそ、「今試してみたこと」が後になって大きなヒントになることもあります。
このブログでは、そんな試してよかったことや「小さなつまずき」まで、できる限りリアルに記録していきます。
あなたもぜひ、最初の一歩を踏み出してみませんか?
漫画を描くのは、誰かの才能じゃなく、あなたの「やってみたい」から始まります。
描いてみよう。今この時代に、それができるんだから。
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