AIキャラ制作に必須!三面図と表情セットの違いと使い方【初心者向け】

AIキャラ制作に欠かせない三面図と表情セットのイメージイラスト。キャラが両手にシートを持ち、笑顔で紹介しているシーン。

AIでキャラ画像を作ろうとしたときに、 「顔が毎回変わるんだけど!?」「後ろ姿ヘンすぎ…」って思ったこと、ありませんか?

それ、もしかすると三面図や表情セットが足りてないのかもしれません。

三面図は知っている方も多いですが、「表情セットって何?」と思った方もいるかもしれません。私も最初はそうでした。でも実際に使ってみたら、キャラの魅力がグッと引き立つんです。

例えば、

  • 「同じキャラなのに毎回顔が違う」
  • 「怒った顔を出したいのに、なんだか伝わらない」

こんな悩みも、表情セットがあれば一発解決!

この記事では、「画像生成AIで思い通りのキャラを作る」ために必要な要素をわかりやすくまとめています。

  • 三面図って何?なぜ大事なの?
  • 表情セットってどんな時に便利?
  • 両方そろえるとどんなメリットがあるの?

という疑問を解決しながら、初心者さんでも迷わず取り入れられるようにやさしく解説します!


目次

三面図ってなに?画像生成にどんな効果があるの?

三面図のキャラクターイラスト

以前は、この三面図をきちんと整えるのが本当に大変でした。
角度がずれたり、顔が変わってしまったり…。
でも今は、ChatGPTに「三面図を作って」と一言添えるだけで、正面・横・背面がぴたっと揃った画像が簡単に生成できます。
これはもう、AI画像生成の中でも特に便利な進化のひとつだと思います。

ざっくり言うと、「どの角度から見ても同じキャラ」にするための設計図!

理由説明
特徴がブレにくくなる髪型・顔・服が毎回同じになるので、別人化しにくい
アングル変更に強い横向き・背中などの指示が通りやすくなる
修正しやすいパーツの追加・調整がしやすい
小物や表情追加も自然手にスマホや帽子など後付けしても違和感が出にくい

特に「背中を向いたシーン」は要注意!Midjourneyで後ろ姿を出そうとしたら、
毎回こっち振り返ってくる…なんてあるあるです(笑)

理想の三面図構成はこの3パターン

  • 正面:キャラの印象そのもの。顔のバランスや目鼻立ちが重要
  • 側面:髪の長さ・服の厚み・小物の位置が見える
  • 背面:後ろ髪やリボン、背負ったバッグなどのディテールが詰まっている

三面図があると、ポーズや表情を変えたときも「同じキャラ」だと認識されやすくなります。

👉 詳しくはこちらもどうぞ:

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表情セットって?ブログや動画でも使える万能アイテム!

この画像は、同じキャラクターが笑顔・怒り・困り顔・泣き顔といった感情を表現している「表情セット」です。

いざ画像を作るときに「笑わせたい」「困ってるように見せたい」と思っても、いつも同じ表情しかないとイマイチ伝わりません。

そこで表情セットが役立ちます。感情に合わせた顔を事前に用意しておくと、漫画・動画・ブログなど、どんな場面でもキャラがグッと生きてきます。

三面図と同じように、ChatGPTへ「表情セット作成して」でオッケーです。

表情セットは「感情のバリエーション詰め合わせパック」

表情にも色々ありますよね~

表情どんなときに使う?
笑顔ほっこり、安心、ナレーション風の導入
怒りツッコミ、注意喚起、抗議セリフ
驚きギャグ・ハプニング・びっくり情報の提示
泣き顔感動・しくじり体験・共感を引き出す場面
困り顔質問・迷い・「どうしよう」演出
ドヤ顔自慢・成果報告・成功体験の強調

こんな場面で活躍します

用途具体例
漫画・動画セリフやシーンに合わせて感情を演出できる
ブログ挿絵注意点やまとめで読者の目をひく効果がある
YouTubeナレーター表情が変わるだけで空気感が変わる
AI画像生成プロンプトに「笑顔」などを加えると、より自然に個性が出せる

表情セットを作るときのコツ

顔のパーツだけを変えることで、同じ構図・同じ服装でもガラリと印象を変えることができます。

これなら管理もラクですし、パターン化しておけばどんな記事やシーンでもすぐに使えます。

たとえば、「驚き顔+ガッツポーズ」「泣き顔+しゃがみ込み」など、感情とポーズを組み合わせて演出力アップ!

感情表現は、目・眉・口で8割決まると言ってもいいくらい大事な要素。だからこそ、表情セットの使い分けが作品の完成度を大きく左右するんです。

では実際にChatGPTに「泣き顔+しゃがみ込みのポーズで画像を作成して」と指示。

チャット欄に先ほど作成した三面図と表情セットをセットアップします。すると

しゃがみ込んで泣いているキャラクター

① 顔の差分だけを作る

  • 服やポーズは共通、表情だけを切り替えできると便利!
  • プロンプトも統一して生成しておくと、あとから合成しやすくなります。

② 感情は「目・眉・口」で決まる

  • ハの字眉+への字口=困り顔!
  • 目や口の大きさが変わりすぎるとキャラが崩れるので注意。

③ セリフとセットで演出力UP

  • 「やった~!」のセリフにキレ顔だったらギャグになります(笑)
  • 表情×セリフのペアで感情がしっかり伝わる

④ ネガティブ・ポジティブ両方そろえる

  • 笑顔だけじゃ物足りない!
  • 泣き顔・怒り・困り顔も混ぜて「人間らしさ」をプラス

三面図と表情セットの違いと使い分け

用途三面図表情セット
漫画制作◎ キャラの外見ブレ防止◎ 感情演出に最適
ブログ・動画挿絵△ 正面だけでOKな場合も◎ ツッコミや感情表現に重宝
画像生成プロンプト◎ 安定出力の基盤になる◎ 表情だけ変えたいときに便利
3DやLive2D素材◎ モデリングベース◎ 動きと感情のリンクができる

結論:三面図=土台、表情セット=演出。両方そろえば最強!

三面図はキャラの「設計図」、表情セットは「演技力アップの道具」。

どちらかだけでも効果はあるけれど、両方そろえて使うと完成度がグッと上がります!

「キャラがブレない」「感情が自然に伝わる」

そんな作品づくりをしたいなら、三面図+表情セットは欠かせないパートナーです。

次回は、三面図や表情セットを作るときに役立つプロンプト例も紹介します。お楽しみに!

表情セットについてはこちらもご覧ください。

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