書き方

【初心者向け】記事構成の作り方とポイント、これでスラスラ書けるかも

4月 21, 2024

記事構成のイメージ画像
ユキコ
ユキコ

ブログを始めたいけど、どう書けばいいのかわからない

そんな悩みを解決します。この記事では初心者でも簡単に理解できるブログ記事の基本的な記事構成の方法を紹介します。

プロのライターが使うテクニックを学んで、読みやすく魅力的な記事を書きましょう。

記事構成のメリット

本・小説・漫画など、プロが書く作品にはストーリーと理論的な展開があります。

ブログ記事の作成においても、記事構成を採用することで、プロが書く作品のような論理的で魅力的な記事を作成することができます。

記事構成は、記事を読みやすくする土台のようなもので、しっかりと作れば以下のメリットがあります。

  • 思考の整理ができる
  • 説得力のある読みやすい記事になる

思考の整理ができる

いきなり記事を書いてしまうと、どうしても書き迷いが起こります。

書きムラや、内容の脱線、抜け漏れなどの他に内容に矛盾が生じる場合もあります。

このような記事は、読者だけでなく検索エンジンにしても、「分かりにくい記事」になるでしょう。

思考の整理とは、頭の中にある考えを体系的に整理することです。

記事構成により、分かりにくい記事を書くリスクを減らすことができます。

説得力のある読みやすい記事になる

説得力のある読みやすい記事とは、読者が理解しやすいだけでなく、納得し行動を起こしたくなるような記事です。

そのような論理的な構成により書かれた記事は、内容を明確に伝えることができます。

読者を意識したブログ記事のほとんどは、以下の構成により書かれています。

  • リード文:読者の興味を引くため、テーマを明確にする
  • 本文:根拠となるデーター、事例に基づき論理的に内容を展開する
  • まとめ:読者に行動を促す

各パートの役割を、しっかりと意識しましょう。

記事構成の作り方

記事構成の目的は、「誰に何が伝わるのか、伝えた相手にどのような行動をしてもらいたいのか」です。

そのためには以下の要素を明確にする必要があります。

  • 目的:記事を読むと何が伝わるのか?
  • ターゲット:誰に伝えるのか?
  • 記事のゴール:伝えた相手にどのような行動をしてもらいか?

この3つの要素を意識することで、記事がブレたり、矛盾が生じることがなくなります。

「何を伝えるのか」ではなく、「何が伝わるのか」を意識しましょう

本文の構成を考える(アウトラインの作成)

テーマ・ターゲット・ゴールが決まったら、本文の構成(アウトライン)を作りましょう。

アウトラインとは、簡単に言えば「目次」のことです。

目次の構成は以下のようになります。

  • 【h2】中見出し:記事の章ごとに付ける
  • 【h3】小見出し:h2の内容を分類・補足に使う
  • 【h4】小見出し:h3の内容を分類・補足に使う

主に使用するのは、【h2】【h3】です。【h4】は滅多に使いませんが、状況に応じて使います。なお、【h5】以下は使用しません。

ちなみに、記事のタイトルは【h1】大見出しです。

各見出しで、トピックを分類・分解することで書きやすさを向上させます。

【h2】中見出しで章立てする

本文はテーマに沿った、いくつかのトピックで構成されます。

本文を中見出し(章)で区切ると、読みやすさが向上するだけでなく、seo効果も期待できます。

また、中見出し(節)を使う事で、記事の構成が明確になります。

具体的に中見出しのアイディアを出すには、ノートなどに書き出すことが効果的です。

自分のアイディアだけでなく、リサーチした内容や、ツールを使ったりしても良いでしょう。

書き出したアイディアの中から、最もマッチするものを中見出しとします。

最後に、抜き出した中見出しの順番を入れ替えて章立てしましょう。

章立てのコツは、「何が伝わるのか」を考えて見出しの順番を決めます。

【h3】小見出しの活用

中見出しで目次を作ったら次に小見出しを使ってトピックの内容を細分化していきます。

小見出しの役割は、「h2の内容を分類・補足に使う」ことでした。

  • 【h2】中見出しだけだとトピックの内容が長文になりがちです。読者の理解、読みやすさの向上のため【h3】小見出しを使用します。
  • 【h3】小見出しは、書き出したアイディアの他に、実際検索して「関連性の高い検索」などを補足に使ってもいいです。

中見出しの配下に小見出しを設定することで、階層的に整理され読みやすさが増します。

見出しの設定が終わったら、見出しごとに内容を書いていき本文が完成します。

中見出し【h2】の配下には小見出し【h3】を、小見出し配下には見出し【h4】を設定します。

リード文とまとめの作成

本文が完成したら、リード文とまとめの作成に取り掛かります。

順番としては以下のとおりです。

  • 本文
  • リード文
  • まとめ

リード文から書いてしまうと、記事完成後に本文と整合性がとれないことが多々あります。そのため、書き直す手間がかかるのです。

まとめは、最後に書きます。記事を読み終わった読者の次の行動につながるパートなのでしっかりと書きましょう。

記事構成のポイント

記事構成の手順は以上のとおりで、難しいモノではありません。しかし漫然と作っても成果はあがりません。

記事構成をつくる際には、以下のポイントに注意しましょう。

  • 記事の目的とゴールを明確にする
  • キーワードの解析とニーズの分析
  • 見出しにキーワードを含める

記事の目的とゴールを明確にする

記事の目的とゴールについては、冒頭でも紹介しましたが重要なので解説します。

  • 目的:記事を読んで、何が伝わるのか?
  • ゴール:伝えた相手に、どのような行動をとってもらいたいか

例えば、今読んでいるこの記事なら

  • 目的:記事構成の重要性と手順
  • ゴール:手順をマスターして、プロが書く作品のような論理的で魅力的な記事を作成する

目的やゴールは記事の前半に書いてます。読者に伝わり行動を促せば成功です。

キーワードの解析とニーズの分析

伝わる記事を書くには、キーワードと読者のニーズを理解する必要があります。

あるキーワードやフレーズで検索を行う人々が、何を求めているのか?その背後にある目的やニーズを推測しなければ記事構成する意味がありません。

この記事を例にすると以下のようになります。

  • キーワード:「記事構成 作り方」
  • ターゲット:ブログ初心者

キーワードから推測されるニーズは以下のとおり。

  • 顕在的ニーズ(明確な解決策を求めているニーズ)
  • 記事の基本的な構成を知りたい(導入・本文・結論)
  • 記事を効果的に書く手順(ライティング・文の構築方法)
  • 具体的な例
  • 潜在的ニーズ(本人も自覚していない深層ニーズ)
  • 書くことへの自信を持ちたい
  • 自分の記事が読者に受け入れられたい願望
  • 記事作成において、より専門的な知識や技術を身につけたい

これらのニーズを理解し記事構成に組み込むことで、効果的な記事を作成できるように支援します。

見出しにキーワードを含める

見出しに、キーワードを含める意味は以下のとおりです。

  • SEO対策
  • 見出しにキーワードを含めることで、検索エンジンに記事の内容を正しく認識させることができます。
  • 記事の読みやすさ
  • 見出しにキーワードを含めることで、読者が求めている情報が記事に含まれているかどうかの判断に役立ちます。

ただし、過剰にキーワードを使用すると、文脈がおかしくなります。

seo的にも逆効果になりかねないので、私の場合は「記事タイトル」「中見出し」だけ意識してキーワードを入れています。

過剰なキーワードの詰め込みに注意

まとめ

ただ情報を並べたブログ記事は退屈です。読者が興味を持ち最後まで読んでくれるような内容にすることが大切です。

  • 記事の目的をはっきりさせる
  • 読者に合わせた内容を考える
  • 何を読者にアクションしてほしいかを明確にする

このような記事構成のポイント抑えることで、効果的なブログ記事を書けるようになります。

そうはいっても、長年ブログを書いていると気が付いたらリード文から書いていたり、見出しを書いたら速攻で本文を書いていたりします。

身に付いた癖はなかなか修正できません。

ただし記事構成をきっちり計画した記事は、やはり完成度が高いです。

初心者の今だからこそ、記事構成をあなたのスタンダードにしてください。

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