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ブログが続かないあなたへ:継続できない理由とその克服法

5月 8, 2023

学び、成長、そして連続的な発展のテーマを象徴してる画像

ブログを継続することは、多くの人にとって難しい挑戦となります。初心の情熱やモチベーションが徐々に薄れ、記事の更新が滞りがちになるのはよくあるお話です。

「半年前にブログを始めたけど、思ったほど成果もないし更新も滞りがちです。このまま書き続ける意味があるのかなぁ...」

「確かに、自己実現のために始めたブログに、アクセスも収益もないとなると継続していくモチベーションも失いがちですよね。」

ブログは、結果がでるまでに時間がかかるので、多くの人が途中で挫折してしまいます。

でも、ちょっとしたコツをつかめば、続けていけると思いますよ。

ブログの継続が難しい背景には、具体的な理由が存在します。この記事では、「ブログが継続できない」とお悩みの方に向けて、対処の方法を紹介します。

ブログが続かない理由

ブログが継続できないと悩んでいる

ブログが続かない理由は、「人により違います」。とにかく記事ひとつ書き上げるだけでも「しんどい」ですよね。さらに、「時間も使います」。こんな、面倒くさい時間のかかる作業を継続していける人は、きっと「ただもの」ではありません。

マルコム・グラッドウェル氏の著書『天才!成功する人々の法則」に、1万時間の法則というものがあります。

1万時間の法則とは、「ある分野のエキスパートになるには1万時間の練習・努力・勉強が必要だ」というのです。一日3時間だと10年近くかかる計算です。

もちろん反論もあって、「量よりも質が大切・1万時間も必要ない」という意見もあります。

ブログを継続できないのは経験と学習が足りない

ブログで「お金を稼ぐ」のは、簡単ではありませんし、アクセスだって容易には獲得できません。

1万時間の法則に当てはめると、彼のブログは、「まだまだ始まったばかりの練習期間」ともいえます。見習い期間中に成果を期待するほうが間違っているし、結果がでないのが正常な状態でしょう。

ただし、「継続していくこと」で少しづつでもエキスパートに近づいていきます。それには、良質な学習を続けていくことが重要です。

知識がないのに「自己流」を貫くのは、「おおきな時間の損失」につながります。未来を見据えて良質な情報を集めて、トライ・アンド・エラー(試行錯誤)を重ねるしかありません。

練習期間だと割り切り小さな目標を立てると継続しやすい

たまに例外はありますが、半年や一年程度では結果がでないのがブログです。そこで、最初の一年間は練習期間ととらえた上で、ブログの目的と目標を設定しましょう。

とはいえ、最初からあまりにも大きな目標を立ててしまうと「理想と現実のギャップ」により続けていくことが難しくなります。

たとえば、「最終的にどうなりたいのか」を大きな目的(ゴール)として掲げ、その目的を達成する手段として小さな目標(壁)を設定します。

目的と目標のイメージ画像

目的は長期的に設定し、目標は短期的にクリアー可能なものから設定します。

伸二
伸二

小さな目標から達成して、最終的にゴールを目指すのか...

こうすることで、達成感と自己承認欲求も満たされる可能性が高くなるよ

大樹
大樹

ブログに関する知識や経験の不足から「こんなはずじゃなかった」と挫折してしまう人も多いでしょう。「こんなもんだ」と理解できれば、挫折することはないはずです。

ブログが継続できない3つの理由と対処方法

書くネタが浮かばずスランプにおちこんでいる

単純に「ブログに飽きた」とか、「興味がなくなった」場合は、ブログが続かないとか悩んだり検索したりしません。

ところが、今まで順調に書いていたブログ記事が、ある日を境に「書けなくなる」場合があります。多くのブロガーが経験することですが、これは、思考を整理することと、テクニカルな部分で解決できます。

「ブログを継続できない」代表的な3つの理由と解決策

  • 書くネタが浮かばない
  • 完璧主義に陥る
  • モチベーションが保てない

具体的に詳しく解決していきましょう

書くネタが浮かばない

  • キーワードリサーチ: SEOツールを活用して、トレンドや人気のあるトピックを探しましょう。読者が何に興味を持っているかを知ることが重要です。
  • 日常からインスピレーションを得る: 日常生活や趣味からネタを見つけることも有効です。読者と共感できる内容は、特に関心を引きます。

ネタ切れは、「知識不足」が原因でおこることが多いです。自分の持っている知識だけで書いていくと、すぐにネタ切れがおこるでしょう。

長年行っていることでも意外と知らないことも多いですよね。なので、本や他のブログを読んだり、色々なサービスを試してみたり、友達との会話など日常生活の中で新しい情報をインプットします。

伸二
伸二

アクセスを集めたいけど、やっぱり知識不足かな? 書くネタが思いつかなくて…

伸二の場合、「アクセスを集めたい」という明確な目標はありますが、知識が足りません。伸二の知識を増やすには、ラッコキーワードのなどのSEOツールを使って「キーワードリサーチ」がおすすめです。

キーワードリサーチで得られるもの

  • 読者の検索意図にマッチした記事(コンテンツ)を作成できる
  • SEO対策になる

たとえば、「アクセスを集めて収益性を高めたい」という目標があるならキーワードリサーチが必要です。キーワードリサーチには上記の利点の他、ネタ切れを防止するメリットもあります。

キーワードを元に記事を作成するだけでなく、読者の「顕在ニーズ」「潜在ニーズ」「再検索ワード」を知ることで関連した記事を書くことができます。

マインドマップを使ってネタ切れなし

カラオケ用マインドマップ

マインドマップとは、思考の整理に役立ちます。無料のツールも多数ありますけど、形式にこだわらない自由度の高い手書きがおすすめです。

上図では、「カラオケ」をテーマにマインドマップに書き込んでいます。自分の知識だけでは行き詰るので、ラッコキーワードなどからヒントをもらうと良いでしょう。

伸二
伸二

なるほど、これならアイディアが整理されるね

書ける項目はすべて書き出すのがコツです。たとえ自分が知らないことも書いていきます。なぜなら読者は「知りたい」はずですから、自分が書きにくいと感じるコンテンツは調べたり学習したりして記事にしていきます。

既存の記事を使ってネタを広げる

雑記ブログは、「ネタ切れをおこしにくい」メリットがあります。果たしてそうでしょうか?

逆に私は雑記ブログでネタに頭を悩ませてます

大樹
大樹

最初に作ったブログなので、テーマも明確でなく色々なことが書いてます。つまり単独記事ばかりで、ブログに方向性がありません。

単独記事はSEO的にもよろしくないので、アクセスのある記事を選んで、関連記事を増やしています。その場合でも、マインドマップは有効です。

マインドマップを活用することで、「ネタを考える」から「今日書くネタを選ぶ」に変わるでしょう。

完璧主義は更新できない

完璧主義とは、必要以上に高い目標を設定しすべてが整った状態でないと満足できない特徴があります。そのため、「できた」と自分が確信できるまで行動することができません。

完璧主義は、行動を起こす障壁となります。すべてを完璧にしようとするこの考え方は、実際には進行を遅らせ、多くの場合、行動を起こさない原因となります。

完璧主義に陥るとブログ更新が困難になります。ブログ運営でネックになるのは以下の2点

大樹
大樹
  • 他人の評価が気になる
  • 途中で投げ出してしまう

誰でも、他人の評価は気になります。しかし、この感情がエスカレートすると、成果を出すこと以上に「他人に評価される」ことが目的になってしまいます。「ゼロイチ思考」になりやすく思った通りに進まないとそれだけで「やる気」がなくなります。

伸二
伸二

俺って完璧主義なのかな? どうしても満足できる記事が書けないんだ

完璧主義の人は質の高い成果を出しやすいので、柔軟性を取り戻せばうまくいくよ

大樹
大樹

柔軟性を取り戻すには、「この程度しかできない」を「ここまで、できたからいいんじゃない」に変えることです。それによりプレッシャーから解放されます。

60点の法則でこだわりを捨てる

完璧を追求することは、もちろん大切です。でも、それが原因で何も進まなくなるのは問題ですよね。そこで、活用してほしいのが「60点の法則」です。

  • 60点の法則とは、完璧を求めるのではなく、60点の完成度で良しとしてブログをどんどん更新していくことです。
伸二
伸二

でも、60点って、中途半端じゃない?

確かにそう思うかもしれないですね。でも、60点の記事を書き続けることで、経験が積み重なり、自然と80点、90点の記事が書けるようになります。

PDRサイクルの採用

仮に完璧主義の人が「60点の法則」で記事をアップしたところで、「心の中はザワザワ」してると思います。100点を目指したい「完璧主義」の人のストレスを解消するのが、目標達成のフレーム「PDRサイクル」です。

PDRサイクルとは、Prep(準備)、Do(実行)、Review(見直し)の3ステップから構成されるマネジメントサイクルです。60点の法則で行動を起こし、PDRでその行動を最適化する。この組み合わせで、ブログは確実に成長させることが可能になります。

モチベーションの低下

モチベーションが低下するとは、個人の行動を促す内的または外的な動機が弱まる、または失われる状態を指します。

この状態では、目標に向かっての行動や努力が減少し、興味や意欲が低くなることが一般的です。ブログ運営では、期待と現実のギャップにより、失望感や挫折感を感じることがあります。

モチベーションの低下を防ぐ方法

  • 目標を明確にする
  • 小さな成功を喜ぶ

先にお話ししたとおり、適切な目的と目標を設定することで、ギャップによる失望感は防げます。「こんなものだよ」という柔軟性をもちましょう。小さな目標を達成したら素直に喜ぶことで、自己肯定感も高まり幸せな気持ちになれます。

伸二
伸二

それでもブログを書く気がしないときってあるよね…

そんなときは、ブログを休んで遊びに行きましょう! 考えるだけでマイナスですから

大樹
大樹

3. モチベーション低下は習慣化で克服

モチベーションの低下は、誰にでも起こる現象ですが、ブログ執筆にモチベーションは関係ありません。やらないことへの「言い訳」でしかありません。

毎日同じ時間にブログを開いていると、ブログを見ないと気持ち悪い感覚になるときがあります。「ブログ依存症?」「習慣化」。正直どちらか分かりませんけど、決まった時間にパソコンを開いてます。

この習慣を手に入れるために、なにがあっても、毎日同じ時間にパソコンの前にいて、5分でもいいので作業します。だまされたと思って2~3ヶ月続けてみてくださいね。コツはできるだけ楽にやること、楽しんでやることが重要です。

習慣化するには、毎日やること、頻度が大切ですよ

大樹
大樹

人間は習慣により、無意識に動いてしまいます。歯磨きするように、無意識にブログを書けるようになります。

伸二
伸二

習慣化するとモチベーションは、もう関係ないんだね

まとめ


ブログ運営において直面する課題や障壁は多いですが、それぞれの問題には解決策が存在します。ネタ切れ、完璧主義、モチベーションの低下という3つの主要な問題を克服することで、ブログの継続的な運営が可能となります。

最も大切なのは、自分自身のペースを見失わず、楽しみながらブログを書き続けることです。

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